株式会社エンパブリック 場づくりを通して市民社会のバリューチェーンをプロデュース

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Approach 課題解決のアプローチ

様々なテーマ・現場へのカスタマイズ

幅広い分野への応用・適用を可能にするスキーム

幅広い課題へ適用・応用できるエンパブリックのノウハウ

エンパブリックの場づくりノウハウは、企業活動、福祉、地域活性化などの分野やテーマを限定せずに、幅広い分野への適用、応用が可能なものです。
 「ビジネスと地域活動は違うのではないか?」「幅広い対応だと、広く薄くなり、自分たちの現場の状況で深く適応できないのではないか?」・・・そのような疑問の声もいただきます。
 しかし、私たちは、それぞれの現場に深く適応したサービスを提供できる自負を持っています。それは、エンパブリックが、特殊と普遍の両面を大切にノウハウ開発に取り組んでいるからです。

(1)豊富な実績に基づいたナレッジの蓄積

<プロセス1>:多面的な収集

エンパブリックでは、ビジネス、社会活動、地域活動、サークルまで、タイプ、分野、テーマにこだわらず、「多彩な人が集まる場が活性化している事例」を収集しています。

<プロセス2>:ストーリー化

それぞれの事象をストーリー化し、参加者の心理状況、周囲の受け止め方、特殊・偶発的要因も含めて整理したうえで、場とそれをめぐる人の何がどう変わったのか、を分析します。

<プロセス3>:レシピ化

分析したストーリーの中で「状態の変化」を導き出した「行動」に焦点をあて、それを他の現場、状況で再現できるように「場づくりのレシピ」として整理します。その際、事例、レシピの一般性と特殊性を丁寧に整理します。

<プロセス4>:ツール化

抽出したレシピを、ワークショップなどの実践を通して、初めて接する人にとっても使いやすい形にブラッシュ・アップし、ツール化します。

(2)様々な課題へのエンパブリック的適応スキーム

エンパブリックのサービス・商品は、現場の経験やノウハウをツール化することによって生まれています。しかし、これは、画一化されたノウハウを幅広い現場に適用することを目指している訳ではありません。
「場づくり」という共通ツールを、いかに現場の個別性、特殊性に当てはめ、「使える」ようにしていくのか。「現場で使える」を大切にするエンパブリックが注力をしているポイントです。
そのための手法として、私たちは「パフォーマンス・コンサルティング」という手法を用いています。
先ず、現場で生じる課題に対して、次の3点を重視したアセスメントを行います

・現状で潜在化している力・・・

私たちは現場の可能性を見出すことから始めます。

・現場の「なりたい像」・・・

現場の力の可能性がどんな形になりうるか、現場や環境の資源の状況、意志、他の成功事例からのヒントを踏まえて、現場の「なりたい像」を設定します。

・力を潜在化させている要因の把握・・・

「なりたい像」と現状の間に生じるギャップを明確にし、現場担当者、経営者の心理、行動も含めた多様な切り口から、現場の潜在力が発揮できず、期待できるパフォーマンスになっていない要因を把握します。


その上で「現場にある潜在力が発揮し、期待できるパフォーマンスを現場自らが実現できる」を大切に、現場人材のトレーニングや現場改善ツールの提供、経営・運営者の意識改革と現場の環境整備などの対応策を総合的に設計し、実行できるプログラムを組み立てて、ご提供します。
 また、例えば農業、医療・保健、教育、国際協力、非営利組織など、現場の分野、テーマに応じて専門性が必要な場合、エンパブリックのネットワークの専門家、実務者と連携してプログラムの開発と提供を行い、分野の特殊性にも対応しています。
 このように共通ノウハウを、それぞれの現場に落とし込むスキームを持っていることが、エンパブリックが幅広い課題に対応できる理由なのです。

株式会社エンパブリックでは、「場づくり」支援のためのさまざまなサービスを提供しています。講演・研修・講座など、その現場に合った形態をご提案いたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。